タイ語の「幅のない空白」(Zero-Width Space)

タイ語は、単語と単語の間を原則区切らない。でも文書を書く場合には、単語の区切りで行を変える。Wordの場合タイ語の辞書が入っていれば、単語を判断して単語の区切りで行を自動的に変えてくれる。
アプリで対応していない場合は、単語と単語の間に「幅のない空白」(Zero-Width Space)を入力の際に入れておく。「幅のない空白」(Zero-Width Space)は文字通り、空白なのだが、幅がないので目には見えない。でもパソコンは空白として処理をするので、空白の位置で改行する。
Webページなどでもちゃんと改行してくれる。

「幅のない空白」(Zero-Width Space)は、ユニコードで (16進)200B
ややこしいことに、Wordでユニコードの指定は10進数でするので、8203になる。

Microsoft Wordでは タイ語文章の中の「幅のない空白」(Zero-Width Space)を検索するには ^u8203 で検索できる。
「幅のない空白」(Zero-Width Space)を入力するには "200B"と打ったあとAlt-xを押す。(なぜか16進を使う)
あるいは、キーボードのショートカットに割り当てると便利