懐かしの 志賀高原 石の湯スキー場

正月なので、実家にもどって昔の荷物を片付けていたら、志賀高原のチャレンジ・マスターの盾が出てきた。

チャレンジ・マスターというのは、志賀高原の全部のリフト・ゴンドラにのって乗車スタンプを集めるともらえる。当時はこの盾とTシャツだった。いまでもやっているようだ。

まだ、本当にスキーを始めたばかりだったのに、2泊3日で友人と日が暮れるまで滑ってスタンプを集めた。

一番印象に残っているのは石の湯スキー場。離れた場所にあるので2日目の最後、もうリフトが止まるぐらいの時間にあわてて駆け込み、頂上へ。石の湯スキー場の上側のコースがどんな場所か知らなかった私たちは、リフトを下りて文字通り足が震えた。本当に45度もありそうなすり鉢状の急傾斜。そしてこぶこぶ。まあ45度は大げさだが、30度ぐらいはあって、こぶを背にすれば斜面にもたれて座ることができる。

友人は、迷わずスキーをたたんで歩いて降りたが、雪面が固まっていないので膝下の半分ぐらいは埋まりながらの歩行。私は、勇気を振り絞って、何度もこけながら半泣きで降りたのを思い出す。

下まで、降りたものの、無料シャトルの時間が終わってしまっていた。お金を払ってバスに乗るのか。。。と思ったとき、地図を見ると木戸池スキー場から蓮池に点線があるのを発見。ロッジの人に「この点線は滑れますか」ときくと「いけるよ」とのこと。

石の湯の急斜面を乗り切っていた私たちは、今になって思えばすごくハイになっていたので、これもやってやろうと勢いづいていた。。

木戸池まで戻って、点線の道へ。もう一度食堂の人に聞くと「いけるけど。。。。遠いよ。。今からいくの。。」とあまりお勧めでない様子。

しかし、私たちは食堂の人が指差した方向へ進みだし、ゲレンデの端から山の中へ。

そのうちに、だんだんと日も落ちて、雪もパラついてくる。林の中なので道がよくわからない。非常にあせってきた。正直 これは「危ないかも」というのをお互いに心に思いはじめていた。平坦だが、新雪が柔らかいの、こけてしまうと一人で起き上がるもの難しい。

星もでてきて、本当に「危ない」と思い始めたとき、数日前に誰かが滑った後を発見、それをたどって進む。するとやや遠くに道が見えてきたので、ほっとした。すこし進むとスキー場のゲレンデに出てきた。

誰もいない暗いゲレンデ、下の方ではナイターが始まっていた。無事下までおりたら、蓮池スキー場だった。

石の湯はあれから二度と行く機会もなく、いつか行って見たいと思っていたら、もうスキー場自体が閉鎖になっているようなので残念。

石の湯スキー場で検索しました。

  • 雪だるま暦 : 想い出のゲレンデ(その2:石の湯スキー場)

http://blog.goo.ne.jp/k2hiko/e/b260bb4f17fc9423d9230da45c1c86ec

  • sohske.cocolog-nifty.com > 私の青春時代 1974・石の湯ゲレンデ

http://sohske.cocolog-nifty.com/photos/my_merory/1974ksg10b.html

  • クリスマススキーツアーで"チャレンジ志賀"に挑戦】

http://sst-tai.hp.infoseek.co.jp/shiga.htm


ちょっと昔のチャレンジマスターについて触れられているもの
http://www.asahi-net.or.jp/~BF2T-MSMT/ski-siga.htm


最近のチャレンジマスターについて

しかし正月早々、昔を振り返っていてはよくない。前をみなければ。。